人生2周めのつもりで

これまで後悔の連続の人生でした。だから今から人生が2周目のつもりで生きていきます。

昭和レトロシリーズ第6弾 初の北海道ツーリングで限定解除を決意する

最近またバイク熱が再燃したやもめパパです。

 

まだ若くて一番輝いていた頃が最近妙に懐かしく、年齢のせいですかね。

 

今回は21歳のときの夏休みを利用して行ってきた、ライダーの聖地である北海道での初ツーリングを振り返ります。

 

 

パソコンもスマホもなかったけれど、緩くて自由で熱かった昭和



前回の東京オリンピックイヤーに生誕したやもめパパは【懐かしの昭和】が大好きでした。

まだパソコンもスマホもなかったけれど、すべてが緩くて
自由で熱かった時代ー昭和。

 

【昭和60年】遊び編

 

夏休みを利用して初の北海道ツーリングを体験

 

昭和60年夏。

 

ボクは、大学に進んで前年に北海道上陸を果たした仲間に遅れること1年、北海道ツーリングの念願を果たすことになる。

 

 

東京都内の有明港から大型フェリーに揺られること33時間、北海道は苫小牧港から北海道ツーリングはスタートした。

 

人生初の北の大地に降り立った時の1枚。相棒はCB750FC乗りのサトシ。

相棒は、高校2年の時に同クラスとなってバイク談義で盛り上がって以降バイク仲間として付き合いのあったサトシ。

 

3ない運動が盛んだった高校で誰よりも早く中型免許を取った男であり、仲間内で限定解除したのも彼が一番乗りだった。

 

彼の愛車は、何年も連続でキングオブナナハンの座を保ったホンダCB750FのÇ型。

 

このシリーズの最終型だったと思う。

 

どこまでも続く平坦路でナナハンとの力の差を思い知る

 

 私には見るものすべてが初づくしだったので、風景をゆっくり見たいという気持ちがアクセルの開度を控えめにしてしまったようで、たびたびサトシに遅れをとってしまう。

 

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そこかしこに干し草がロール状に置かれていたので飛び乗ってポーズをとりたくなります。ちなみにこの日は日航機が墜落した日でした。

 

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地平線が見える中標津の道路にて。バイク雑誌で特集が組まれた回の切り抜きを持参し記念撮影に至った

 

日本最北端の宗谷岬から南下する途中で立ち寄った中華料理店で今晩の宿がないと言ったら、夕食を店で食べることを条件に泊めてくれたおじーちゃん。1人で店を切り盛りしており、旅の若い衆との触れ合いが生きがいのようでした。

 

 あっ、また離されてしまったと思って先を急ぐと、少し行った先で停止して待ってくれていて、合流後少し走ってはまた遅れ、待たせてしまうの繰り返し。

 

2人の間には無言の間が出来てしまった。。

 

でも走るごとに遅れをとるのは景色に見とれていることだけが理由じゃないことに気がつく。

 

向こうはナナハン=750CC、こちらは250CCの2サイクル。最速速度こそさして変わらないかもしれないが、常用速度域での余裕が大きく違った。

 

向こうはせこせこシフトダウンせずとも、アクセルひと捻りでノンビリ走るクルマをギューンと加速して追い越して行くが、こちらは2速シフトダウンしないと追い越しが出来なかった。(私の愛車:ガンマⅡ型は6000回転からバキューンと加速していくエンジン特性だったので、常にその回転をキープしていくのは厳しかった。)

 

決意!限定解除してナナハンに乗ってやる!!

 

思えば、ヤマハXJ400Dをスズキ250ガンマⅡ型に乗り換えたのは、筑波山の峠道に毎週通っていた頃、彼のヤマハRZ250RRに全く叶わなかったからだった。


ガンマⅡ型に乗り換えて、やっと肩を並べられたと思っていたら、また先を行かれるとは。


この北海道ツーリングでナナハンとの力の差を思い知らされたことにより、私は予定になかった限定解除に挑戦することになったのです。

 

限定解除:バイクの免許は当時、原動機付き自転車(排気量~50CCまで)、小型自動2輪(51CC~125CCまで)、中型自動2輪(126CC~400CCまで)、大型自動2輪(401CC以上排気量制限なし)に分かれており、この時私が所持していた免許は中型自動2輪免許だった。だからナナハンに乗るためには、中型自動2輪限定の免許の限定解除をする必要があった。限定解除をすれば排気量無制限でどんな大型バイクにも乗れた。

 

バイク乗りにとって限定解除は、いつかは成し遂げたい夢だったのかもしれない。

 

夢と言ったのは、試験の難易度がかなり高いものだったため。

 

現代ならば教習場に通えば取得出来るが、当時は試験場での一発試験しか無かったのだ。

 

次回は限定解除挑戦を振り返ります。

 

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