40年前の悪ふざけ
今年、東京ディズニーランドは開園40周年を迎えるんですね。
もうそんなになるか、、
題して今だから言える"40年前の悪ふざけ"を白状します。
その年、私の住む県では、壮大なレジャー施設がオープンを控えていた。
老若男女を問わず、誰しも心待ちにしていた一大施設だ。
ムクムクと心の中で、「オープンしてしまったら二度と撮れないであろう奇跡の1枚をカメラに収めたい。」という衝動にかられた。
そしてある日決行にすることになった。
夕焼けがきれいだった時刻に、俺とバイク仲間の一人は、オープンを控えた施設の近くを流していた。
手始めは、まだ開通前の片側2車線の道路。
おそらく手前は軽くバリケードがあったであろうと思われるが、難なく中へ。
クルマはおろか、人さえいない。2人は思い思いのポーズをとってカメラに収めた。
「よし、中に入ろう。」
奇跡の1枚とは、クルマが1台も駐車していない広大な駐車場の写真を意味していた。
施設がオープンしたら最後、クルマが1台も駐車していない写真は2度と撮れないと考えたのだ。
だからその瞬間をカメラに収めるならオープン前の今しかないと。
気がつくと俺たちは広大な駐車場におり、願い通り1台もクルマが駐車されてない状態をカメラに収めることが出来た。
その時だ、「コラー~~」
達成感もつかの間、はるか先から警備員と思われる人物がこちらに向かって走って来るではないか、、
速攻で退散した俺ら。
あれから40年。
奇跡の1枚を収めた数ヶ月後にオープンした施設には、度々お世話になっております。
それが東京ディズニーランドで起こした、40年前の悪ふざけ。